
27 3月 第2回 オランダ産仔牛料理コンテスト2019のレポート
昨年に続き、料理雑誌「専門料理」の協力の下、プロのシェフが競う「オランダ産仔牛料理コンテスト」が開催されました。このコンテストは、オランダ産仔牛肉の特長を最大限に活かすことに重点が置かれています。
今年で2回目となる本コンテストでは、52のエントリーがありました。 全国各地の仔牛肉に高い関心を持ったシェフの方々からさまざまな作品の応募がありました。 9月6日の書類選考で選ばれた6名のファイナリストが、10月30日、東京「厨BO!汐留」クッキングスタジオで行われた最終審査へと進みました。このイベントでは、シェフ全員が応募したレシピを調理しました。審査員として人気レストラン「シェ・イノ」のシェフ古賀純二氏、三つ星レストラン「瓢亭」の高橋義弘氏が、味覚・風味、調理技術、独創性、表現力についての評価を行いました。 調理の制限時間は60分でした。
オランダ産仔牛肉の特長を最大限に引き出しているかを見極めるため、ファイナリストに対して面接と厳しい審査が行われました。仔牛肉のさまざまな部位が使用されており、仔牛肉の風味と柔らかさを最大限に引き出すため大半の作品が低温で調理されているようでした。
第1位は、仔牛のフィレとサーロインの両方を使ったバランスのよい作品で、東京ディズニーランドホテルのシェフ臼杵智近氏が受賞。優秀賞は、白味噌ソースを添えた仔牛のロースト、野菜、ツナを合わせたテリーヌというとても独創的な作品で、東京ピッツェリア・ピッキ(Pizzeria Picchi)の山本ユウゾウ氏が、受賞しました。賞は在日オランダ大使館農務参事官エバート ヤン・クライエンブリンク(Evert Jan Krajenbrink) 氏から授与されました。
本年度のコンテストも大成功に終わりました。審査員の方々は、日本市場におけるオランダ産仔牛肉の今後の可能性を示した、創造力豊かなこれらの作品を高く評価していました。